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昔の90

こんなのでも一文一文悩みながら書いています
(文章書くのがとても遅い)




なんとはなしに気分がいい。
地下通路に吹き抜ける新鮮な空気のような。
遡っていけば広大な草原。
真昼の空に輝く月を見つけた時のような。
なんとはなしに気分がいい。

そのための何かが見つからないのなら
空へ抜けだして雲に溶ける
魂の雨が降る
その時見えたものが白い渦中
洗濯したての軽いシャツ

とか意味のないことを言ってみたくなるような。
ソーダ水に浮かぶ透明な氷のような。
透けて見えるのは気泡の天球。
雲の切れ間から一番星が見えた時のような。
そんな風に気分がいい。

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