気の弱い焼きそば売りの少女
「あ、あのう、焼きそば食べませんか?」
「食べない。」
「そ、そうですか・・・ざんねんです・・・」
「なんで残念なの?」
「え、えっと・・・お、おいしいから、・・・です」
「おいしいんなら自分で食べてりゃいいじゃない。」
「そうですよ、ね・・・はい。」
「そうだよ。」
「す、すいません・・・」
「なんであやまるの?」
「すいません・・・」
「こっちこそごめんね。」
「!?」
「ひどいこと言って悪かったね。焼きそば食べるよ。」
「あ、ど、どうぞ・・・」
「お、おいしいね。これいくら?」
「ただです・・・」
「ただ?じゃあ持ち帰っていいかな?」
「どうぞ・・・」
「・・・で、お持ち帰りしちゃったわけ?」
「うん。いいって言われたからね。」
勝手だなあ。
「あなたも、お持ち帰りされちゃって良かったの?」
「い、いいと言ってしまったものは、仕方がないので・・・・・・」
律儀だなあ。
おわり
「あ、あのう、焼きそば食べませんか?」
「食べない。」
「そ、そうですか・・・ざんねんです・・・」
「なんで残念なの?」
「え、えっと・・・お、おいしいから、・・・です」
「おいしいんなら自分で食べてりゃいいじゃない。」
「そうですよ、ね・・・はい。」
「そうだよ。」
「す、すいません・・・」
「なんであやまるの?」
「すいません・・・」
「こっちこそごめんね。」
「!?」
「ひどいこと言って悪かったね。焼きそば食べるよ。」
「あ、ど、どうぞ・・・」
「お、おいしいね。これいくら?」
「ただです・・・」
「ただ?じゃあ持ち帰っていいかな?」
「どうぞ・・・」
「・・・で、お持ち帰りしちゃったわけ?」
「うん。いいって言われたからね。」
勝手だなあ。
「あなたも、お持ち帰りされちゃって良かったの?」
「い、いいと言ってしまったものは、仕方がないので・・・・・・」
律儀だなあ。
おわり
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