昔の118 10月 22, 2017 ラムネに頬をよせて それはいつか砕かれてしまうんだ だからせめてその時までは この音を聞いていたいんだ カランコロンと陽だまりに弾ける夏の音を 森の中でも海の中でも いつでも聞こえる風の音を 60兆の小さな意思 その総体を仮に私と呼ぶのなら 本当に確かなものは この澄んだ硝子の音色だけ 空っぽなのは私の方だったから 透き通った音が 今も聞こえる 共有 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ 共有 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
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