昔の１３

名前だけ→７のことです




ノックの音がした。
マーサはとっさにノートを閉じた。
「どうぞー。」
ドアが開き、エスタが部屋に入ってきた。
手には参考書とノートを持っている。
「ちょっと宿題教えてほしいんだけどー。勉強中だった？」
「ううん。大丈夫。」
「良かった。」
ちらりと机の上のノートを見るエスタ。
「またかいてたの？」
「えっ!っと・・いや、その「いいよ別に、見せてなんて言わないから。」
「あっ、そう・・」

ノックの音がした。
「どうぞー。」
ドアが開き、エスタが部屋に入ってきた。
手には参考書とノートを持っている。
「ちょっと宿題教えてほしいんだけどー。勉強中だった？」
「ううん。大丈夫。」
「良かった・・・あ！」
さっと机の上のノートを掠めるエスタ。
「またかいてたの？」
「あっ!っと・・いや、その「いいよ別に、怒ったりしないから。」
「あっ、そう・・・」
エスタはじっとノートの中を見つめていたが、5分ほど経って口を開いた。
「私は出てこないんだ？」
「えっ、一回だけ出てるでしょ？」
「名前だけね・・・これは出てるって言わないんじゃない？」
「まぁそうかな。」
「私も出してよ！」
「えー、うーん・・・まあ出せたらね」
「出せたらじゃなくて出してよ！すっごいかっこいい役で！」
「かっ、かっこいい？？それじゃエスタじゃなくな「何？」「なんでもない」
「じゃぁ宿題教えて。」