終りが近いキノとアスカシリーズ
「もし明日地球が壊れるとしたらどうする?」
私は裁縫している手を止めずに答えた。
「これで何回目?」
「5回目ぐらい?いや、そんなのどうでもいいからさぁ。」
「前もその前も言ったけど……別にどうもしないよ。」
「つまんなーーい!」
アスカが急に声を張り上げたので、私は驚いて顔をあげた。
「なんでなんもしないの!あーもうつまんない人!ばーか!」
「あー?」
「じゃあ明日あたしがどっかいっちゃうとしたら?」
「……?」
私はいつもその瞬間自分にできる最善のことをしているつもりだ。
明日世界が滅ぼうが自分が死のうが関係ない。
今私にできることをやるだけだ。
でも…
明日アスカがいなくなるとしたら……?
「その時はあんたに、一日だけ好きなことさせてあげるよ。」
「じゃあ冷蔵庫の中のシュークリーム食べていい?」
「あー?あれ私にくれるんじゃなかったの?」
「明日歯医者行くんだー」
「じゃあ甘いもの食べちゃだめでしょ」
「明日から食べられなくなるからさぁ。いいでしょ?好きなことしていいんでしょ?」
「前言撤回!あんたがどこ行こうが私は知らん!」
「えー」
「もし明日地球が壊れるとしたらどうする?」
私は裁縫している手を止めずに答えた。
「これで何回目?」
「5回目ぐらい?いや、そんなのどうでもいいからさぁ。」
「前もその前も言ったけど……別にどうもしないよ。」
「つまんなーーい!」
アスカが急に声を張り上げたので、私は驚いて顔をあげた。
「なんでなんもしないの!あーもうつまんない人!ばーか!」
「あー?」
「じゃあ明日あたしがどっかいっちゃうとしたら?」
「……?」
私はいつもその瞬間自分にできる最善のことをしているつもりだ。
明日世界が滅ぼうが自分が死のうが関係ない。
今私にできることをやるだけだ。
でも…
明日アスカがいなくなるとしたら……?
「その時はあんたに、一日だけ好きなことさせてあげるよ。」
「じゃあ冷蔵庫の中のシュークリーム食べていい?」
「あー?あれ私にくれるんじゃなかったの?」
「明日歯医者行くんだー」
「じゃあ甘いもの食べちゃだめでしょ」
「明日から食べられなくなるからさぁ。いいでしょ?好きなことしていいんでしょ?」
「前言撤回!あんたがどこ行こうが私は知らん!」
「えー」
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