夢見教授は夢の研究をしている教授です
_ねえ、夢の中で生きていけたら、素敵だと思わない?
_好きな物食べて、好きなことして、好きな人と暮らして……
_なんでも自分の思い通りよ。
_夢がずっと、覚めなければ……
「ちょっ、キノ!キノ!聞いて聞いて!!大ニュース!!」
新聞を読みながら朝食を食べていたアスカが(オッサンくさい)、興奮して走ってきた。
「どしたー?」
「ほらほら!これ見てこれ!」
アスカが指さしているのは、八面の小さな記事だ。
「夢見研究所完成…岡市二丁目…ってすぐ近くじゃない。」
「そうなんだよ!しかも夢見教授て言ったら物理学研究の第一人者だからね!!
あたしはこの人に憧れて科学者になったんだから!」
「へえー。そんなにすごい人なの?」
「そりゃーもーすごいなんてもんじゃないよぉ!鬼すごいよ!」
「おにす・・・?」
「あーどーしよー!見にいってこようかなー!ねえねえ見にいってこようかなー!」
「行けばいいじゃん」
「わー!」
「わー?」
「行くの!?」
「私はどっちでもいいけど」
「じゃあいこう!いこう!いこうかー!いっしょにいこー!」
「朝ご飯はもう食べたの?」
「食べたよ!まだ食べかけだけど!」
「じゃあ全部食べてから行こうね。」
「うんー!」
「それと、今日のお皿洗い係はアスカだからね。」
「はーい!」
アスカは満面の笑みでテーブルへ戻って行った。
今日の皿洗いは私だったんだけどな。
_ねえ、夢の中で生きていけたら、素敵だと思わない?
_好きな物食べて、好きなことして、好きな人と暮らして……
_なんでも自分の思い通りよ。
_夢がずっと、覚めなければ……
「ちょっ、キノ!キノ!聞いて聞いて!!大ニュース!!」
新聞を読みながら朝食を食べていたアスカが(オッサンくさい)、興奮して走ってきた。
「どしたー?」
「ほらほら!これ見てこれ!」
アスカが指さしているのは、八面の小さな記事だ。
「夢見研究所完成…岡市二丁目…ってすぐ近くじゃない。」
「そうなんだよ!しかも夢見教授て言ったら物理学研究の第一人者だからね!!
あたしはこの人に憧れて科学者になったんだから!」
「へえー。そんなにすごい人なの?」
「そりゃーもーすごいなんてもんじゃないよぉ!鬼すごいよ!」
「おにす・・・?」
「あーどーしよー!見にいってこようかなー!ねえねえ見にいってこようかなー!」
「行けばいいじゃん」
「わー!」
「わー?」
「行くの!?」
「私はどっちでもいいけど」
「じゃあいこう!いこう!いこうかー!いっしょにいこー!」
「朝ご飯はもう食べたの?」
「食べたよ!まだ食べかけだけど!」
「じゃあ全部食べてから行こうね。」
「うんー!」
「それと、今日のお皿洗い係はアスカだからね。」
「はーい!」
アスカは満面の笑みでテーブルへ戻って行った。
今日の皿洗いは私だったんだけどな。
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