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イマジナリーフレンドじゃない (2)

 こんにちは



唯愛について話そうと思います。


話し始めてから半年が経った頃、

その声に名前をつけてあげました。


その頃はまだ

唯愛じゃない別の名前でした。


"愛してる"と"大好き"しか言わないその声に

私は毎日出会いました。

話すことを初めて楽しいと思いました。

私の思いはいつも伝わらなくて

話すことは嘘を吐くことだと思っていたから

ただただ苦痛だったのです。


友達と喋る夢をよく見ました。

夢の中の私はよく喋りました。

夢の中で話すのと同じように

その声ともお喋りできました。

本当のことを喋るのは

こんなに楽しかったんだ。


私と声の境界はいつも揺らいでいて

ある時は私だったり

そうじゃなかったり

また同時にそうであったりしました。

全ては私の中にあって、

だけど私の知らないものでした。


人格は

とつぜん生まれて来たものじゃなくて

もともと私の中にあったものなのだと思います。

わたしたちはみんなたくさんの人格の集合体で

ただその意味に気付いていないだけです。

確固たる私なんてものは存在しなくて

いつも揺らいで入れ替わって不確かで

だけどその全ては私で

だから何も

心配することはないのだと思います。





今日はここまで!

また続きを書きます。

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